ホワイトニング
最近、歯の黄ばみや変色を気にする人が増えています。ホワイトニングにも色んな種類があり、その人にあった方法を行うことが最も効率的です。下記の説明を参考に、ぜひ増田歯科へご相談ください。
ホワイトニングの種類
ウォーキングブリーチ
ウォーキングブリーチとは、歯の神経を取ってしまったために黒く変色した歯を内部から漂白する方法です。
神経のなくなった歯(失活歯)は、だんだん変色してきます。このような歯は、根っこの治療が終了していれば、歯の内側から漂白することができます。特に前歯の場合は写真のように目だってしまいます。それを元の白い色に戻す方法がウォーキングブリーチ法です。歯の内側の神経にあった空洞に漂白剤を入れ、仮の蓋をして、帰宅してもらいます。一歯単位でおこなうことができ、回数は、個人差がありますがだいたい2〜5回で写真のような効果が出ます。
治療手順
- まず裏側から穴を開けます
- 30%過酸化水素水と過ホウ酸ナトリウムを混ぜて穴の中へ入れます
- 穴をふさぎます
この状態で一週間ほど待ちます。2〜5回これを繰り返して白くしていきます
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、専用の薬剤とレーザーを使用して歯を白くする方法です。
以下の特徴があります
- 歯科治療と同じように、診療用チェアで行います
- 1時間程度で治療が完了します
- 短時間で漂白(ホワイトニング)効果が出ますが、元の状態に戻りやすい欠点があります
- 高濃度の薬剤を使うため、前歯など人目につきやすい一部の天然歯だけが対象となります
- 歯の表面のみが白濁して不自然に見える場合もあります
治療手順
- 漂白(ホワイトニング)をする部分のクリーニング
- 歯の色調をチェック
- 薬剤を歯に塗ったときに歯ぐきにつかないように保護剤を塗ります
- 歯に薬剤を塗り、特殊な光を10~15分当てます
- 再度、色調をチェック
- 4と5を2~3回行います
- フッ素を塗布し、3分間待ちます
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、歯科医院に何度も通わずに自宅でできるホワイトニングです。
以下の特徴があります
- 歯科医の指導の下、ご自分で行えます
- 好きな時間に自宅で行えます(就寝時のご使用をお勧めしています)
- 最低でも2週間程度の期間が必要です(上下顎の場合)
- 自然に近い色調で、違和感のない白さを得られます
治療手順
- カウンセリング、治療説明、歯の色のチェックを行います
- 歯型を取ります
- 約1週間後、マウスピースと薬液をお渡しします
- 日中または夜、薬液の入ったマウスピースを装着します
- 1週間後クリーニング、フッ素塗布、歯の色のチェックを行います
- さらに1週間後クリーニング、フッ素塗布、歯の色のチェックを行います
- ご希望があれば、もう1セット追加します
ポイント
※夜つける場合:約4時間装着してください。最大8時間(就寝中)まで使用できます。
※日中つける場合: 1日、1回もしくは2回、それぞれ2~4時間使用してください。(夜つけて寝る事に問題がある方にお勧めします)
※日中と夜、両方つけると、効果を一層速めます。(日中と夜の治療の間に必ず最低2時間の間隔を開けることが非常に大切です。)